大津の二値化
こんばんは。久しぶりに画像処理のお話です。😎
あんまり親しくない後輩氏から、〇〇の検出に失敗しているので、課長からの指示で、□□さん(私のこと)の作った処理を試せと言われました!とのメールが。
時間がないからって、酷いよな。製品に組み込む場合って、かなり仕様に沿ったカスタマイズが行われている訳で。いきなり関数だけ組み込んだってうまくいくわけないし。関数送りつけての丸投げも可愛そうなので、もうちょっと事情を聞いてみることにしました。
メールから大まかな処理の流れを掴んだんですが、要は二値化してラベリングと言うだけの常套手段。で、二値化に失敗しているとのこと。
二値化を舐めるなよ!😤と言いたかったですが…。
メールに貼ってあった画像を見ると、二値化ってよりは3値化だろ!と言いたくなる画像。スニップしてImageJでヒストグラムを出すとやっぱ3値化がハマりそう。
現状、画像全体に大津の二値化をやってるらしいのだが、ヒストにコブが3つあったらうまく行かないの当然でしょ!😅
とりあえず、明るい部分の抜き出しは簡単そうだったので、明るい部分を除外してから、残りの部分だけにこれまで作った大津の二値化とラベリングを試せば?と提案してみました。そっから返事が無いんだけど、どうしちゃったかな?
でも、画像処理に慣れてないと明るい部分の抜き出しなんてちょっと無理かな?部分的にお手伝いしたいなあ。
ヤキモキするが、うーん😰
追記です。大津の2値化の詳細は下記を参照下さい。 lang.sist.chukyo-u.ac.jp