画処理おじさんの徒然日記

画処理おじさんの徒然日記

画像処理や一眼レフカメラに関して書きます。試したことの備忘録的に。

インターバルタイマリモコンを使ってD3400 でタイムラプス動画作成

概要

  • D3400を購入したが、インターバル撮影ができないことを購入後に知る
  • D3400でのインターバル撮影法をいろいろ検索して、ようやく見つけたのが「マルチインターバルタイマリモコン2」
  • このリモコンを使えば、D3400でもお手軽にインターバル撮影が出来たので、その解説をします
  • タイムラプス動画作成は、Python + OpenCV で実装しました

1. 動機

  • D3400でやりたくても唯一できなかった ”インターバル撮影 ” をどうにかやりたい
  • インターバル撮影した画像から "タイムラプス動画 " を作りたい
  • 一眼レフの画質、特に星空の撮影、動画作成ができればなぁってのが動機です(が、今回は練習として夜の曇り空…)

2. 準備物

  • D3400
  • 三脚
  • マルチインターバルタイマリモコン2
    • 購入はこちら(スイッチサイエンスの購入サイト)
  • FRISKケース
    • リモコンケースとするため
  • ニッパー
    • リモコンケース作成用
  • モバイルバッテリー
    • リモコンの電源として
  • USB/microUSB 変換ケーブル
    • リモコンとバッテリーの接続用
  • マジックテープ
    • リモコン、バッテリー固定用

3. リモコンカバーの作成

  • FRISKケースの加工
    • 加工と言っても、ニッパーでパキパキ
    • 下の写真の通りに、バッテリーケーブルの通る穴、リモコン光源用の穴を開けた
      f:id:noda60k:20190608233056j:plain:w300f:id:noda60k:20190608233059j:plain:w300
      FRISKケースを加工してリモコンをはめ込んだ写真

4. リモコンの動作確認

  • カメラの設定はリモコン撮影モードにセット
  • モバイルバッテリーとリモコンを接続
  • 詳細マニュアルはスイッチサイエンスのこちらのpdfリンク
    • 対応機種にはD3400は書かれて無かったけど問題無し!
  • リモコンのボタンを押してインターバル時間を調整
  • D3400のリモコン受信部はカメラの前側(レンズ側)にしかないので注意
  • リモコンケースから赤外線LEDがそれほど出っ張ってなくても、撮影可能だった

5. リモコンの取付け方法

  • 百均で買ってきたマジックテープを使って、三脚のハンドルにモバイルバッテリーを巻き巻き
    • さっきも書いたけど、リモコン受信部がカメラの前側にしかない点に注意です
  • バッテリーとリモコンを接続
  • リモコンの向きを整えて、リモコンをハンドルに巻き巻き
    • この時、1秒間隔に設定してたので、カメラが撮影のたびにピーピー鳴っててうるさかった!

f:id:noda60k:20190608233051j:plain:w300
バッテリーとリモコンを三脚のハンドルに巻き巻き

6. 注意点

  • 事前に明るい場所で撮影を試しておくのがベター。
  • 恐らく、リモコンは一定間隔で発光してるだけなので、問題があるとすればカメラの設定の可能性が高いかも。
  • 最近のモバイルバッテリーは、消費電力が少ないとオートパワーオフとなる。このため、この機能のついたバッテリーだと、連続撮影ができなくなるので注意。

7. 撮影

  • 本当は昼間の雲か、星空で試したかったが、テストしたのが夜、しかも曇りだったので、仕方なく夜の雲を撮影
  • カメラの設定
  • リモコンの設定
    • インターバルタイム:30sec(7セグメントをdに設定)
  • 撮影した画像は以下の様な感じ
  • タイムラプス動画作成用に、20枚撮影

8. タイムラプス動画作成

  • PythonOpenCv を使ったソースコードは下記を参照
  • ポイントとして
    • 指定のディレクトリ内の画像を並べて動画を生成
    • 7行目でディレクトリ、拡張子を指定
    • 9行目で、ファイル名をソート
    • 12行目でコーデックを H264 に指定
    • 14行目で画像のfpsを指定。撮影インターバル時間によって、ここは調整したほうが良い。今は、15fpsとしてます。

指定のディレクトリから、指定の拡張子の画像データを並べて動画を作成します。

9. 作成した動画

9. まとめ

  • イカメラ D3400 を使って、念願のインターバル撮影に成功!!
  • 撮影した画像データから動画を作成し、タイムラプス動画とした

  • タイマーはスイッチサイエンスで販売しているマルチインターバルタイマリモコン2を使用

  • FRISKケースをちょろっと加工して、リモコンケースを作成し、後は三脚にリモコンとバッテリーを巻きつけるだけの簡単作業
  • タイムラプス動画も、Python+OpenCVで簡単作成
  • 動画は、フリーのアプリでもできそうですが…(例えばGoogleフォト?とか、やったことないですが)

  • 以上です。