インド出張 雑感
オフショア訪問でインドへ
- インド出張の雑感です。
プネー
2泊と機中1泊でインド西部のプネーへ行ってきました。飛行時間は成田からムンバイまでが約10時間。ムンバイからは車で山を登ること3時間とほぼ半日移動。インドでは緑の多い街らしいですが雨季に入りたてなので、周囲は想像以上のハゲ山でした。このプネー、「東のオックスフォード」、「東のシリコンバレー」とも言われている都市らしく、バンガロールと並んでIT産業で有名なんだそうです。行くまでは知らなかったよ。
ITパーク
オフショアはITパークにあって、ホテルから社に行く途中、ITパークを回ってもらったが、オフショアで有名な企業が並んでて、それぞれの企業が大学のキャンパスかと思うほどの大きな、そして立派な建物が連立してました。各企業で、従業員が1〜2万人いるとのことで、日本とは違ってこんなにも働き手で溢れてることに驚きました。ってかさ、街中もホントに至るところに人がいるッて感じ。兎に角、人が多い!また、出勤時間には各会社の前の露店で朝食を食べる若者の多さにホントに驚いた。
オフショア訪問
オフショアでは、開発センターを訪問した。人が多いからか?、分業がものすごく細かい。ソフト開発と一言で言っても、担当からマネジメントレベルまで細かく分業化されている。 基本的には、英語でのコミュニケーションとなり、日本よりも、欧米の企業とのやりとりが多いのかな? また、教育レベルの高い人を多く揃えているらしいが、逆にみると、それらのリソースをキープするのも大変なのでは?とも感じた。そのためか、新人教育、研修施設が充実しており、 また、福利厚生というかプール、トレーニングジム、研修用ホテルなども完備されていた。他との差別化も大変なのかも。
最後に
インドで感じたのが、とにかく人の多さ、勢いみたいなもの。日本の少子化、労働人口減少の流れから、今後の日本は仕様だけ作って、設計、試作、開発、評価まで、全部インドにお任せになるんじゃないか?そんな未来を予感しました。また、彼らは皆、英語でコミュニケーション取れるし、教育の基礎レベルも高そう。IT産業は人気があるのか?勢いとか上昇志向の高さみたいなものも感じた。
おまけ
今回の出張は、全てオフショアにアテンドしてもらったため、空港、ホテル、オフィス以外にはどこにも行けなかった。まあ、仕事ですから。そのため、ご飯も全て用意してもらうことになったんだが、さすがに毎食カレーだとちょっと…ね。ただ、本場のカレーはホントに美味しかった。それとデザートのグラムジャブール?(ドーナツのシロップ漬けのようなもの)。あれも美味しかった。それと移動は全て車だったんだけど、想像以上にハードな交通マナーだった。帰る頃にはクラクションには慣れてしまいました。